« 少年サッカー県南トレセン合宿(ムスコ)&鳥撮り(オヤジ) | トップページ | 雨天撮影スタイル »

2007年7月23日 (月)

連写について考える

私がデジイチを購入するにあたって重視したポイントの1つに「連写性能」がありました。比較対象は EOS kiss だったのですが、3コマ/秒じゃ足りないと判断し、5コマ/秒の性能を持つ EOS 30D の購入を決断したわけです。
実際にバスケやサッカーを撮りはじめ、色々と試行錯誤した現在、30Dを選択したその決断に間違はなかったと確信していますけれど、でも撮影技法としての『連写』について考え方を改める必要があるんじゃないか、と思い始めました。
という訳で今日は、自分の考えをまとめるためにちょっと書いてみたいと思います。

今までの撮影パターンの1つとして、
 ・狙いの被写体(ムスコ or ムスメ)をファインダーにおさめつつ
 ・ボールが回ってくるのを待つ
 ・ボール来た!ピント合った!→連写バシャバシャ!!
という形がありました。70-200のレンズンなら右目でファインダー、左目で広く視野を保ってボールの動きを見ながらシャッターチャンスを待ちます。
「ボール来た!」「ピント合った!」の瞬間から連写バシャバシャ(シャッター押しっぱなし)の最中もきちんと右目に集中しているのですけれど、実際にシャッターが切れるタイミングは完全にカメラ任せとなります。
・・・ボールを蹴る瞬間とかの最高にカッコイイ子供たちの写真を今まで何枚もモノにしてきたおじさんなのですけれど、それは正直「撮った」ではなく「撮れてた」という事になります。簡単に言うと『下手な鉄砲も(以下略

作例を示します
20070723_01
20070723_02
20070723_03

これがいわゆる「バシャバシャ連写」の、失敗例です。
1枚目でボールに追いつき、2枚目で軸足を踏み込んでキックの体勢。しかし3枚目では既にボールを蹴り終わり、ボールはとっくにファインダーの外に行っちゃってます。
小学生のキックスピードでさえ、軸足を決めてからボールを蹴り終えるまでに1コマ分(=0.2秒)かかっていないことになります。これでは例えば10コマ/秒のカメラを使っても、ボールが足に当たっている瞬間を捉えられるかどうかはホント微妙なことだと思います。
(ボールが足に当たっている瞬間が良い写真とは言いきれませんけれど、例えばのハナシです。)

昨日 300mm × 1.4 → 420mm の望遠を振り回して鳥を大写しにしようと自分なりに頑張ってみて、それで改めて感じた事なのですけれど、本当に良い瞬間=シャッターチャンスは一瞬だけなんじゃないかと思います。・・・その一瞬をカメラ任せの連写で捉えることは奇跡に近いんじゃないかな。人間の目で見て判断してシャッターを切る方が確率は高いんじゃないかな。
今まで多くの方が語ってきた基本的な事なのかもしれませんけれども、今更ながら自身の体験として身をもってそう実感したおじさんなのでした。

ところで、
決定的瞬間=シャッターチャンスを人間の目で判断するならば、カメラの連写性能に全く意味は無いのか?自分はそうは思いません。
例えば毎秒5コマの連写性能があるとすれば、一度シャッターを切った瞬間から最速で0.2秒後に再度シャッターを切ることができます。これが毎秒3コマだと0.33秒後となります。この間は、人間の力ではどうすることもできない撮影不可能な待ち時間ということになります。この差を大きいと感じるかたいしたこと無いと感じるかは人それぞれだと思いますが、おじさんの価値観だと前者です。
だって、自分が「ココだ!」と思ってシャッターを切った次の瞬間に、もしかしたらもっと素敵なシーンが目の前にあるかもしれないじゃないですか!

決してカメラの連写性能に頼ってバシャバシャ撮るためではなく、カメラの性能が足かせとなって最高の瞬間を撮り逃さないためにとゆう意味で『連写性能は重要だ!』と、私はそう考えるのであります。

・・・などと、つい先日までカメラ任せにバシャバシャ連写しまくっていたオジサンが偉そうに語ってみましたよwww

« 少年サッカー県南トレセン合宿(ムスコ)&鳥撮り(オヤジ) | トップページ | 雨天撮影スタイル »

サッカー」カテゴリの記事

撮影技法」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、はじめまして。
サッカー撮影ということで、お邪魔しました。

ボールを蹴る瞬間を撮りたい、ボールが足に当たっている瞬間を撮りたい、というケースでは、連写モードにして、一枚目に集中する撮り方の方がよいかもしれません。セットプレーのキックもそうです。
逆に、トラップして走り出す、というシーンでは、どこにボールが行くか予想できませんから、連写で多くの枚数を抑えることも有効かもしれませんね。その場合でも、連写を一瞬止めたり、再度再開したりして、タイミングをとることも良いかもしれません。

偉そうなことを言ってしまいましたが、これからもお互い頑張りましょうね。
 

ジュニアユースさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
ブログをいつも拝見させていただいて、色々と勉強させてもらってます。

カメラ買ってすぐの頃は、とにかく撮るのが楽しくて楽しくて、ファインダーにムスコが入っていればそれでOK的な考えでバシャバシャ撮ってました。
でも、ちょっと欲が出て「カッコイイ写真が撮りたい」と思い始めると、何の考えもなしにバシャバシャやってたんじゃダメだということに気付きました。
それで、色々とネットを調べているうちにたどり着いたのがジュニアユースさんのブログでした。
スポーツ撮りを判りやすく解説してくれているブログが皆無といえる現状で、ジュニアユースさんの解説はとても参考になっています。

今後ともよろしくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/205173/15856794

この記事へのトラックバック一覧です: 連写について考える:

« 少年サッカー県南トレセン合宿(ムスコ)&鳥撮り(オヤジ) | トップページ | 雨天撮影スタイル »